



|
 |
マンモグラフィー |

1.マンモグラフィーの撮影方法 |
 |
マンモグラフィーは市の検診や企業検診に行われる乳腺のX線撮影です。 通常は乳腺を4方向(右2方向、左2方向)ではさんで行います。
市の検診では40歳以上の方に2年に1回で行われることが多く、 40歳未満の方には適応されていません。 なぜなら乳腺組織が密であるため、乳腺のX線撮影を行っても 有効な所見が得られにくいとされているためと、 また、痛みが強いために、自己判断で行うようになっています。 |

2.マンモグラフィーで分かること |
マンモグラフィーでわかることは、左右の乳腺の違い(大きさ、乳腺組織の場所、乳腺の多さ等)や、 腫瘍の有無(腫瘍の形、大きさ、場所等)、石灰化の状況(範囲)、 どんな石灰化か(良性、悪性の有無)などが分かります。
特にしこりを形成しない乳がんの場合には有効とされています。 これらの評価はカテゴリー分類にて5段階評価を行います。 |


3.石灰化について |
マンモグラフィーの精度委員会で読影医を修得する上で、特に必要なのがこの石灰化の所見です。 石灰化には良性と悪性の石灰化があります。ここではどのように読影しているかを示します。 |


4.腫瘍について |
腫瘍に関してもカテゴリー分類が適応されている。右の表はカテゴリー分類の評価方法であります。 これをもとにして治療方針の決定を致します。 カテゴリー2以下は経過観察で、カテゴリー3以上は精密検査となります。 |



|
COPYRIGHT(C)2009 まつもとクリニック ALL RIGHTS RESERVED.
|
|